ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

今日のドイツ語学習 18.9.2018

『まいにちドイツ語』を聴く

「再会」のシーン。引用しよう。

Wir haben dich vermisst.

「私たちは」あなたがいなくて(会えなくて)寂しかった。

本心は「私は」と単数にしたかった、という心理描写もあり。傍らの犬の視点による。

英語はもちろん、ドイツ語も基本的に主語を明示する。日本語とは違う文法由来の心理変化とその機微があるようだ。

 

DW の langsam gesprochene Nachrichten を聴く

災害の話題が目立つ。政治・経済とは違い、脈絡や前触れなく到来する。民衆の生命をダイレクトに脅かすものであり注目せざるを得ない。

無論だが、生活上のインフラが整っていないことには、文化も政治も外交も無い。

 

ストックとリスク

物や富はいつか消える、あるいは奪われる。

人によって、天災によって*1

しかし、知識や知恵は自分の頭にあるのだから、消えたり、奪われたりしない。

……ユダヤ関連の書籍でよく出くわす内容である。私はこのことに感服している*2

国と国が国境で隣接する大陸のニュースを日々追っている。日本の事情とは違う様々なリスクに晒されていると分かる。

*1:そしてこの世からあの世へも持っていけない

*2:その割には勤勉でも聡明でもないのですが、ともかく見習いたいと思って生きています