あるドイツ語学習者の怠慢
近況
ご無沙汰しております。
ブログを日々更新していた時期がもはや懐かしくもありますね。
身辺雑記的に記しておきます。
エントリータイトルは自虐的ですが、むしろ今までが頑張りすぎていたのかもという気もします。
読書
ブログを書かずに、本は読んでいるようです。
最近のメインはこちら
失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)
- 作者: プルースト,吉川一義
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/11/17
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ドイツ語を学んでいるのだからドイツ語が原典のものを、という意識は常々あるのですが、そのことが自分の視野を狭めているかもしれませんので、あえてのプルーストです。
それにしてもこれ、体力勝負みたいなところありますね。物量が著しい*1。私、山があると登りたくなるタチでして。
この作品を通り抜けないと得られない何かがあると信じています。
次いでこちら。
- 作者: G.W.F.ヘーゲル,Georg Wilhelm Friedrich Hegel,熊野純彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/12/11
- メディア: 文庫
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明らかなのは、ドイツ語の知識が理解を助けるということです。
例えば「考え」と日本語訳してはいるが、ルビとして
このような様々なカタカナ*5が付されることになります。つまり訳語としては同じ日本語になる*6が原語が違うことも多い。
上記は2例だけにとどめましたが、この手ものに常に出くわすわけです。日本語のみならず、原語が伝えるニュアンスも解ると理解が広がると実感します。
それでも難解なことには変わりありませんが。
そして、
- 作者: カズオイシグロ,古賀林幸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/05/01
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ずっと気になっていた、その意味が分かるような気がしています。まだ出だしの2章ほどしか読み進めていませんが。以前から好きなカフカの『城』にテイストが似ていると思い始めています。今後どうなるか?
最近はビジネス書をあえて読まないようにしている節があります。理由はいくつかありますが、自分の求める読書体験ではなくなっているというのが大きい。
- ある目的に応じた情報を買い、受け取る
のではなくて
- 何が起こるか分からないところへ行く
ような体験を欲しています。
端的に言うと、重要な箇所が太字になっていない本を読みたいのです。
ゲーム
スマートフォンでできるゲームは数多あります。そういうものに興じていました。だからブログを書く時間が削がれた。自分としては望まない理路ですが事実そんなかたちだった。
今はもう完全に辞めていますか、
https://www.mycryptoheroes.net/ja
主にこれに没頭していました。過去形。
これ、面白いですよ。少なくとも私は楽しめた。ほんの僅かに仮想通貨を持っていたのがきっかけです。
ゲームが善か悪かという議論はさておき、明らかなのはそれをしている時間も自分の人生の一部であり、時間は経過しているということです。
気晴らしとしては有効ですが、程々にします。
NHKラジオ「まいにちドイツ語」
ドイツ語の学習という意味ではかろうじてこれだけは続いています。毎月テキストを、ネット注文ではなく書店で購入するようにしています。聴取するのは通勤時間中の習慣と化しています。
学んで気づいたことを記事化していきたいところ。