ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

今日のドイツ語学習 11.9.2018

Dw の langsam gesprochene Nachrichten を聴く

ドナルド・トランプ大統領の話題が日々絶えない。日本同様、ドイツでも米国の動向は重要度が高いということなのだろうか。

 

『まいにちドイツ語』を聴く

「きょうのキーセンテンス」が興味深い。

Man sieht, dass Wein immer auch zur Kultur gehört.

「ワインは常に文化の一部だということがわかります」

 

  1. man について
  2. dass による副文
  3. gehören zu + 3格 「〜の一部である」

ドイツ語の風味が強い文だと、個人的には考えている。

 

特にこの man について

Mann ではなく、ましてや Frau でもない。この man (人、だれか、世の人々)がドイツ語ではよく使われていると分かる。多くの人が「そうであると認めていること」に対する重み。日本人の言う「世間様」という言葉との連関・類似点・相違点・比較を想う。

 

dass について

これが出現するということは、「何か文章的な構造で説明が始まること」を意味する。

  • 副文においては、動詞は文末 

というルールは、日本語に近い。ここにも語学のロマンを感じる。

 

ルーティン

上の二つについては自分の習慣の中に浸透したと言える。これがどれだけの力を自分にもたらすのか? 

これだけでは足りない、という不足感も抱えているが、その一方で日々の充実感も得られていることを見据えたい。

知れば知るほど、己の無知を知る。