『まいにちドイツ語』を聴いて/2つの「読む」?
今日も引用から。
Bücher zu lesen ist schon wichtig aber...
Trauben zu lesen ist viel wichtiger!
(本を読むことはそりゃあ大切、でも…
ぶどうを摘み取ることのほうがもっと大切さ!)*1
2つのlesen
入門編だからと言って学びがない、などと思った自分を恥じています。
この下のほうのlesenは知りませんでした。
もちろん上のlesen は英語のread に相当します。
独独辞典を当たっておくと
etwas Geschriebenes ansehen und seinen Inhalt erfassen
(書かれている何かを注視して、その中身を把握すること)とあります。なるほど。
下のlesen は綴りは同じですが、別の意味*2で、
- ぶどうなどの果物、フルーツを植物から、摘み取る
ということらしいのです。
- Trauben lesen ぶどうを収穫する
語源が気になる
- なぜlesen なのか?
- 何か関連性があるのか?
- 偶然か?
- もしかしたら語源や由来が同じなのか?
と言葉へのロマンが溢れてきます。*3
あくまで推論・空想ですが
読むことも摘むことも、「ある対象に対して集中する行為」であり、まさにその中身を自分の側へ取り込む(読み込んだり、摘み取ったりする)営為であることが分かります。
そういうことだと半ばこじつけつつ「読んで」おくことにします。