『日記を書いて身につけるドイツ語』という本を楽しむための営み
今日もお世話になっている本のことを書きます*1。
日記を書いて身につけるドイツ語
この本も2015年頃に購入しました。そして、今になって読み返すとまた色々な発見があります。以下、列記しましょう。
- 当時はドイツ語で日記をつけられる程の力を持っていなかった。そのため、自分にはちょっと難度の高い本だなと感じていた。
- 日記をつけたり、日記とまでは行かずとも手帳やtodo listを日々使っている自分としては遅かれ早かれ利用できそうだな、と感じている。その確信のもとに購入した。現状、可能なものについてはドイツ語でメモをすることにしている。さすがに日記までは困難だが。
- とにかく例文や例となるフレーズが豊富で実用的な内容。巻末には文法の解説も収載されている。
1.この本と自分の能力のギャップの話
これについて、自分のドイツ語力の向上によってこの本を活かすことができそうです。この本を楽しめるようになりたい。これが1つの学習モチベーションなのです。
2.手帳やtodo listにおいて、可能な範囲でドイツ語を使う話
これは少しずつやれている状況。
ウェブサービスの「todoist」をドイツ語の言語設定で利用しています*2。
日々少しずつでもドイツ語を使う。この習慣が自分をどれだけ変えるのか? アウトプットという観点では本当にカタコトレベルですが、これも継続してみます。
3.例文、例フレーズが豊富な本
このタイプの本は他にも沢山あると思います。その例文や例フレーズをそのまま使うことができれば、強力な武器になるでしょう。
確かに語学にはそういう側面は多分にあると見ています。決まり文句は決まり文句であり、そのまま頭に入れておけばいいと。
しかし、です。そのまま覚える、ということ、いわば丸暗記ができるか否かという問題があります。
脳の若さと丸暗記の相関性はよく議論されるところだと思うのですが*3、丸暗記の割合を軽減するのが、文法やその言語におけるシステムなのだと気づきます。文法に対して私自身が嫌悪感を抱かないからこんなことを言っているのかもしれませんが、根本的な土台を、あるいは、全体を覆い尽くす空を知ることのほうが効率的だな、とつくづく思うのです。
まとめると
- 言語学習において丸暗記は結構大変、でも必要で重要だね
- 文法やそのシステム面をマスターすれば、「丸」暗記の割合が減って効率的かもしれないね
ということです。