ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

これから学びたいこと4領域

何を知りたいですか? 何を学びたいですか?

 

これを自分に問うときに

  1. 哲学
  2. 歴史
  3. 数学
  4. 言語

この4領域が浮かびました。1つひとつ見ていきましょう。

 

哲学

これは以前からの関心領域です。

やはりこの「知の源」というか、「思考を巡る思考」というか「常識への観察装置」というか、そういう佇まいに魅了されます。これらを自分の中に据えておきたいという思いがあります。

またそれと共に、哲学「書」に取り組むことの面白さがあります。この「知の推理小説」が投げかけてくる謎に向き合うことが楽しいのです。

 

自分の仕事に引きつけて考えてみます。この「企画*1」という仕事は物事をゼロから生み出すという観点があります。この資本主義社会の中で、仕事として企画をする以上、哲学的にだけ考えていては立ち行かなくなるというのも理解していますが、それでも哲学に似た部分があり、それも今の仕事へのモチベーションになっていると気づきます。

 

歴史

これも以前からの関心領域と言えます。

世界史には前々から*2興味がありましたが、反面日本史に弱いところがあると自覚しています。1つの教養としても、国内旅行の際により楽しむためにも、これから歩み寄りたいところです。

大過去から過去に至る動きと、過去から現在に至る動きに相似性が見られることがあります。このことは未来を予測することを歴史が暗示していることになりはしないでしょうか? この観点でも興味深いです。

 

数学

これは自分に大きく欠けている分野です。学生時代、苦手意識の強い科目でした。

しかしながら

  • 哲学と数学の近さを度々感じること
  • 仕事を含めて何らかの物事を効率よく進めていくツールになりそうだという観点

こういった事情から最近凄く魅了されます。これが自分に必要だと思うようになっている自分がいます。他にも必要なものは沢山ありそうなのですが、今まで未着手だっただけに伸びしろみたいなものを予感しています。

 

言語

ドイツ語は言うまでもないですが、

  • 英語: 実用面を見据えて少しずつ取り組み中
  • ラテン語: 入門書一冊のみ。ちょっと先には進みにくいか
  • フィンランド語: 入門書を一冊。欧州の言語と一線を画すところが興味深い
  • フランス語: 入門書を一冊買ったがほぼ未着手。肌感覚が合わない?

このあたりも現状の視野として記しておきます。

ある言語と言語の相関性*3にも興味があります。

 

あとは具体策と行動

各領域について、「実際に何をやるのか」を見出して、トライしていきます。

来月40歳。残りの自分の時間をどう使っていこうか、掘り上げたり時に掘り下げたりしています。

*1:定義も様々だし、色々な要素がありそうです。何の企画なのかによっても大きく変わりそうです。

*2:それこそ学生の頃から

*3:あるいは非相関性