これからドイツ語と何をするか
日曜日ゆえ、いつものニュースは更新されませんので、ドイツ語や身辺について書き留めておこうと思います*1。
これからドイツ語と何をするか
とりあえず、準1級は受け終わり、来年やこれから、ドイツ語とどのように接していくかを考えたりしています。
- 読む力を伸ばし続ける
- 会話力を伸ばし続ける
大きく、この2つのルートがあるとします。もちろんどちらかに決めなければならないということはないでしょうが、とは言え大まかには分かれるだろうという肌感覚があります。
現段階では能力や志向や嗜好を勘案するに後者ではなく、前者を進めてみたいのです。月曜から土曜の「ニュースを読む」取り組みは荒削りでも継続の方針とします。日々階段を上るようなイメージ。まだまだできそうな気がします。
一方、会話となると瞬発力や間合いのようなものも要求されるでしょう。現地での経験やドイツ人との接触は現状皆無です。これから身につけるというのは
- モチベーション*2
- 時間的
- 金銭的
どれも足りない気がします。来年40歳になります。年齢など関係ないという考え方を抜きにしてもやはりここにはエネルギーを注ぎにくい。
今、自分のやるべき日々の生活や仕事*3を大切にしつつドイツ語とも手を繋いでいくというスタイルを考慮すると、「読むこと」ひいては翻訳業というのは視野に入れていいのではないか、と自分では見ています。今後の一つの可能性ですが「特許翻訳」はどうだろうかと考えたりもしています。
私自身は理工系ではありませんし、自然科学の専門技術を有しているわけではありません。また知的財産や特許といった法律の専門家ではありません。
ただ仕事上、数多くの各技術分野の専門家の方々と接してはいます。その各領域の扉をノックをするレベルの表面的な知識はあります。
自分の仕事を隠すわけではないですが、まあこれくらいにしておきましょう。ドイツ語と仕事は別の物としてやってきましたが、その交点が無いわけでは無いのだろうという話です*4
さて先日、以下の出来事がありましたのでメモしておきます。
- 知人が音源を海外レーベルからリリースした
- それが偶然ドイツ語圏の人*5の耳に入った
- ドイツ語でレビューが書かれた
- それを*6私が訳し、知人本人にお伝えした
- 内容は大絶賛する趣旨で、本人には喜んでもらえた
ということがありました。
期せずして、自分が誰かの役に立てた一例となりました。もちろんこういうことがしたいからドイツ語を学び始めたわけではないのですが。一つ勉強の意味で訳にトライしてみたのです。
誰のためでもなく自分のために*7ドイツ語や何らか関心のあるものに手を伸ばしているわけですが、そのことが誰か他の人のためになるということもあり、そしてそのことそのものにも自分が喜びを感じられると体感した次第です。
ドイツ語について、より一層学びを進めていこうと思い至ります。苦手意識の残る文法をもう少し整理することで、読むことや、ひいては日本語に訳し、自分以外の誰かに正しく伝えるということの精度を高められるかもしれない、という思いもあります。
フィーリングや文脈のみに依存して日本語にしてしまうケースがあるのを自覚しています。そういうものも必要でしょうが、礎である文法にも立ち返ると何か発見がありそうです。
最後に
この手の内容は例えば知人や友人や妻に伝えたり、あるいは単に自分の日記に記しておくに留めておくというもの手ではあると思います。
そうではなくあえてこのようにウェブに書くということは、自分なりの社会への宣言という意味合いがあるのだろうと捉えています*8。