ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

今日のドイツ語的あゆみ 4.8.2018

dw の Langsam gesprochene Nachrichten

これを今日も聴く。4日目。

つくづく感じる語彙不足。ニュースを聴いていて

  1. 聴き慣れているが、意味がスッと入ってこない語、分かりそうで分からない語
  2. 見たことも聴いたこともない語

この2点があると気づきます。

1.について

これは一度は辞書で確認したり、とにかくよく使われている語(常用語)だったりするものだが、習熟度が低いものだと言えそうです。聴くということは、次から次へと言葉が流れ続けるのだから、その流れのままに理解せねばなりません。そういうスピードで把握出来るだけの力が求められていると改めて痛感します。

2.について

これは、辞書で調べたことの無い語句か、または実は調べたことはあるものの定着度が限りなくゼロに近いというもの。人名や地名といった固有名詞のケースもある。その場合は固有名詞であること、に気づくのが第一歩。

 

2.の時期を経て、1.へと移行するかもしれない。それを越えて真の理解に至る、と。

 

例えば、ニュースの中でも天気予報と交通情報だけは聴きやすい。これは毎日定型として聴けることによるかもしれない。型を知っている。珍しい単語や語句はあまり使われない。

 

知の階段は続きます。