ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

謎解きイベントでの気づき:主に2つ

謎解きイベント

リアル脱出ゲーム×HUNTERXHUNTER | ハンター試験からの脱出

に参加して多くの気づきがあったのでシェアしておきます。*1

 

  • ある課題・問題が出されます。
  • それに対して解答を導きます。

 

純化するとこういう構造になっています。解ける人々とそうでない人々。

 

私は頻繁にこの手のイベントに参加するわけではないので全般的なことは分かりませんが、とにかく度肝を抜かれました。予想以上です。これは体験して良かった。面白かった。多くの学びがありました。

以下箇条書きにしておきます。

 

  1. 問いを正確に理解する力が試される

  2. 常識や先入観を取り払って考える力が求められる

 

1について

これがちゃんと出来れば解ける問題も多いと思えます。その問題への理解の深さというか、本質を捉える力、洞察力というか、そういうことがポイントだなと。いかに自分が浅はかに物事を捉えているか、そのことに気づかされます。

 

2について

例えば、自分の前に道が続いています。

  • ある人には一本道に見える。だからそこを進みます。
  • 別の人は抜け道を見出し、そこを進みます。
  • またある人は地下通路を探し当てます。

今見えているものだけが全てではないということ。可能性の広さに気付けるか否かということ。

これはゲームの中だけの話ではなく現実世界でも同じだと思います。「それしかない、と決めつけて思考停止に陥ることがありますが、きっとどこかに解がある」そんな勇気をももらうことができた気がします。いい薬になりました。

常識で硬くなった思考が視野を狭くしていることがあります。

ほんのちょっとした違和感を逃さずとらえたり、ある意味では嗅覚を使ったり。

そんな風に現象を、現実を、この今の世界を捉え直すようなことがきっと可能だし、そのように自分とは別の観点で捉えている人がいらっしゃるのだろうなという思いに至りました。

 

  • 「その手があったか!」
  • 「思いついてもやれるか!?」
  • 「あー、それちょっと思いがよぎったんだよね(しかし、実行はしていなかった)」
  • 「うわー気づかなかったー(でも確かにその通りだよねー)」

そんな思いの連続でした。

この手のイベントに参加するか、するまいか、迷っている方が読者の中にいるのなら、一度試してみるのをおすすめします。

 

ドイツ語の学習とはまた違った体験ができました!

*1:リアルハンター試験、原作の一ファンとして友人を誘い、勇んで行ってまいりました。が、結果は不合格