「意識」と「能力」と「行動」と
ドイツ語学習を通じての思いつきを書き留めておきます。
目標を達成するための三つの要素を挙げてみます。何らかのサイエンスに裏付けられたものではなく、私のオリジナル*1です。
- 意識
- 能力
- 行動
この三つについて順に掘り下げたり、時に掘り上げたり、引き延ばしてみたり、縮めてみたりしてみます。
1.意識について
昨今「意識高い系」という言葉が使われたりもします。マイナスな含みを持って使われることがしばしばでしょうか。意識が高いことそのものは、別に悪いことではないだろうと思いますが。
「大ごとを標榜しているにもかかわらず実際は何もしていない人」を「標榜しない人*2」が皮肉めいた目線で揶揄する際に使われる言葉なのかもしれません。「口だけではないか」と。
さて、意識というのは「何の」意識なのでしょうか。
- 自意識
- 目標への意識
- より良く生きようという意識
- 目的や夢を追う意識
- 憧れ
そういうものなのかもしれません。
それそのものは凄く大切なことだと私は考えます。目標や目的といったゴール無しに走り回っても何かを達成できません*3。
2.能力について
身体的、思考的、精神的に可能か否かという問題。
- フルマラソンを完走できるか否か
- 泳げるか否か
- 自転車に乗れるか否か
- 車を運転できるか否か*4
- ある「問題」に正答できるか否か
- 数式を解けるか否か
- ある言語を読めるか否か、聴き取れるか否か、話せるか否か
人には生得的な要素や得意・不得意や「好み」や主義・主張があります。それらと連関してそれぞれの能力を有しているのだと思われます。
3.行動について
実際に動いたことややったこと、その量や展開。取り組み。手数。
行動をすればするほど「結果」の数が増えます。結果とは何でしょうか?
- 成功
- 失敗
- そのどちらとも*5判別できない
極めて平たく言うと、この三つにカテゴライズされます。
この結果を噛み締めてまた次の行動に打って出る。そういうことなのだろうと思います。いわゆる行動力のある人はこのサイクルが短く、物量も多いのだろうと推察しています。
三つの要素が全て駆動していれば万全。
弱点があれば、それを残りの二つで補ったり、あるいは突出する一つで凌駕したりというのもあるでしょう。