ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

北海道地震のドイツでの報道:今日のドイツ語学習 7.9.2018

Dw の langsam gesprochene Nachrichten を聴く

いつものように聴いていたら、一番最後のニュースでこの度の北海道地震について扱われていた*1。現地時間で2018年9月6日朝9時のリリース。よって情報は古い。以下、引用させて頂く。

Tote und Sachschäden nach Erdbeben in Japan

Bei einem schweren Erdbeben im Norden Japans sind mindestens zwei Menschen ums Leben gekommen und mehr als 120 verletzt worden. Zahlreiche Menschen werden noch vermisst, nachdem Häuser auf Japans nördlichster Hauptinsel Hokkaido durch Erdrutsche verschüttet worden waren. Fernsehsender zeigten Bilder von zerstörten Gebäuden und aufgerissenen oder mit Schlamm überschwemmten Straßen. Das Beben der Stärke 6,7 hatte die Menschen im Schlaf überrascht. In rund drei Millionen Haushalten auf Hokkaido fiel die Stromversorgung aus.

これを訳してみる*2

日本での地震による死者と物的損壊

日本北部での強烈な地震により、少なくとも2人が亡くなり、120人以上が負傷した。日本最北の主要な島、北海道の家々が地滑りによって倒壊したため、今も尚、かなり多くの人が行方不明になっている。テレビ局は倒壊した家屋や、土砂で覆われた道路の映像を映している。このマグニチュード*36.7の揺れは睡眠中の人々を驚愕させた。北海道のおよそ300万世帯で電力供給がストップしている。

 

 『まいにちドイツ語』を聴く

鎌倉をテーマにした雑誌記事。

仏教と神道が混ざるという現象について。元々別の「教え」が合わさるという事象の背景には一体何があるのだろうか。他の事例はあるのだろうか。そのあたりに興味がある。

 

 

*1:被災された皆様へはお見舞い申し上げます

*2:まだまだ未熟者ゆえ誤訳があるかもしれません。あるいは、不勉強から不適切な意訳をしているかもしれません。

*3:震度?

今日のドイツ語学習 6.9.2018

『まいにちドイツ語』を聴く

ドイツ人が見たい日本 Magazine KREUZ UND QUER IN JAPAN

これが応用編(木金放送)のタイトル。

今日・明日のテーマは鎌倉。「銭洗」弁天から「資金洗浄」(マネーロンダリング)を連想するくだりも面白い。

 

3格(Dativ)の目的語を取る動詞

がまとめられていた。書き出しておこう。*1

3格 gefallen 「3格の気に入る」

  • Wie gefällt Ihnen dieser Film?*2
  • Er gefällt mir sehr gut.*3

3格 danken 「3格に感謝する」

  • Ich danke dir für deine Hilfe.*4

3格  helfen 「3格を助ける」

  • Kann ich dir helfen?*5

3格 gehören 「3格のもの/所有物である」

  • Wem gehört denn diese Tasche?  - Sie gehört mir.*6

3格 gratulieren 「3格におめでとうを言う/お祝いを言う」

  • Ich gratuliere Ihnen zum Geburtstag.*7

3格 begegnen 「3格に(偶然)出会う/出くわす/遭遇する」

  • Er ist auf dem Weg Hauptbahnhof seinem Freund begegnet.*8

※be- という前つづりを持つ非分離動詞は、通常4格(Akkusativ )を取り、完了の助動詞はhabenを用いる。begegnen はその例外で、sein支配。

↑この引用部分は、自分の中で落としていた事項。要チェック。

 

DW の langsam gesprochene Nachrichten を聴く

テニスの話題が一番最後に扱われていた。国際的なスポーツとしてのテニス。ナダルが準決勝へ、ということは聴き取れた。

 

政治・経済→スポーツ・文化
  • 日経新聞ばかり読んでるとアタマかたくなるよ』

かつて*9先輩がそう言っていたのを思い出した。

 

中庸を思う。

*1:個人メモにて失礼します

*2:この映画どう思う?

*3:とても気に入っています。

*4:君の手助けに感謝するよ。

*5:手伝おうか?

*6:このバッグは誰のものですか? - それは私のものです。

*7:お誕生日、おめでとうございます。

*8:彼は中央駅へ向かう途中で、偶然友人に出会った。

*9:もう15年くらい前になるのかな

今日のドイツ語学習 5.9.2018

『まいにちドイツ語』を聴く

自分の定めたことをやることの気持ち良さがある。

新しいキャラクターの登場。そんな単純な展開でもそれなりに楽しい。

主人公とドイツの「旅」を追体験できる。

 

DW の langsam gesprochene Nachrichten を聴く

かねてより、コンテンツの国際ニュースに弱いことを自覚し、新聞に目を通すようになっている。目に見えた効果はきっとずっと先だろう。

朝の大切な時間をほんの少しだけそれに使ってみる。これだけでその日の意識が変わってくるような気さえする。地球の上の1人、つまりこの「会社」の一員であると同時にこの惑星に立つ、一生命体でもあることを思ったりもする*1

ただ単に言葉が違うだけ。生きる地域が違うだけ。そんな気にもなったりする。

 

独検合格らくらく30日準1級』なる問題集をやってみる

購入そのものは割と前。最短で30日間でできるよう編集されている様子*2

前半(5日目付近。前回の続き)の文法問題をやるも、正直正答率が悪い。これはつまり

  • 憶えるべきを憶えていない証左

である。具体的には

  • 機能動詞
  • 身体の部位、手、足、腕、口等などを使う慣用句やその他の慣用句

この辺りが手薄だと言わざるを得ない。

慌ててもきっとうまくいかないので、今から少しずつ身につけて行こう。

逆説的だが「一回忘れてから憶える」というプロセスを経るケースが私は多い。一回で憶えられるほど賢くはないのである*3

*1:大袈裟ですね

*2:やり方次第で100日にも、10日にもなるだろう

*3:2回でも、3回でも?

今日のドイツ語学習 4.9.2018

『まいにちドイツ語』を聴けず

聴けなかった。無念。

聴かなかった事実を受け止め、音読筆写*1をする。

 

DW の langsam gesprochene Nachrichten を聴く 

これは時間に無関係で「いつでも」聴ける*2

今日かなり明確に理解できたニュースは

の報。南米大陸最古の博物館だったようで、経済的に、そしてそれ以上に文化的にも極めて大きな被害が出ているようだ。

その後、日本語のニュースでも情報を得て、とんでもないことになっていると再認識した。

 

なぜ理解しやすいのか

おそらく以下の2点ある。

  1. 突発的な事件ゆえ、連続性が無い。つまり予備知識がほぼ必要ないこと
  2. 複雑な人間関係、歴史的背景、政治的思惑が無いこと

こういう報道は単純明快である。

逆に考えると、理解しがたいニュースは2.の知識*3が自分の中で欠落していると言える。世界史を学び直すのも面白いかもしれない。得点力はさておき、学生時代には好きな科目だった。

何度も言っていることだが、ドイツ語の学習に伴って、他の方面への向学心が湧いてきている。そういう自分を面白がっている。

 

準1級対策としての取り組み

読解問題以外の文法問題への対応が最近手薄になっている気がする。練習問題に当たって解答力「正答力」を培いたいところ。

*1:読みながら書き写すこと

*2:どれくらいの期間、過去のものを聴けるのかは未調査です

*3:ドイツ語の知識とは別の観点で

今日のドイツ語学習 3.9.2018

DW の langsam gesprochene Nachrichten を聴く

「あれ? 更新されてない … … あー日曜日の分は更新されないんだった … …」

ということで、土曜日の分を再聴。

 

『まいにちドイツ語』を聴く

今日から9月号。どうやら今のシリーズは今月で完結するらしい。教材とは言え、一つのストーリーの終結は寂しいものがある。

また、毎号末の方に載っているドイツ語パズル(クロスワードなど)が楽しみだったりする。

 

未知と既知と半既知

ドイツ語に限らず、ある文章・テクストと自分の立場の関係性は様々である。

  • 未知:自分の中に全く予備知識が無い領域について書かれているケース
  • 既知:既に知っていることについて書かれているケース
  • 半既知*1:知っている、とは言い難いが、知っていないわけでもない。中身についてはほとんど知らないが、外殻だけは何となくわかる。そういうケース

どのような読み物が自分の前に差し出されるのか? 試験においても、毎日読むニュース記事でも。

特に問題を解くという観点だと「適切な想像力」が一つの鍵だと思える。人は分からない部分・箇所に対して「思い」を巡らす。

書かれている内容から

  1. 理性的に想像できること:合理的な類推
  2. 自分勝手に想像したこと:思い込みや思いつき

この2つがあると気づく。

 

後者にとらわれてしまい、その結果誤答するパターンが自分の場合少なくないな、と自戒しておく。

*1:私の勝手な造語です

今日のドイツ語学習 2.9.2018

DWの langsam gesprochene Nachrichten を聴く

日曜日なので家で聴く。

内容をヴィジュアル化するために目を閉じて聴いていたら、うとうとしてしまった。リラックスし過ぎであった。要注意。

 

『ドイツ語で世界を読み解く』を進める

3題程進めてみる。残り15題*1

リーディング能力が高まる実感を得られる。つくづく良書だと思う。

 

私の知る範囲のよくあるドイツ語メディア記事の形式

数字は段落を意味する。

  1. 【概要】比較的新しい、ある社会的事象の概要が述べられる:場所や時のような舞台が現れる
  2. 【実情(肯定的)】その中の当事者が語り始める:その事象の表舞台の人やそれの中心人物がその事象についての実情を説明してくれる
  3. 【実情(否定的)】他方、その事象についての問題点や否定的な面を提示する:その事象を「よく思わない人々」の意見が出される。問題点を浮かび上がらせる。
  4. 【最前線】再び、2.の側の人々が登場し、3. の意見を踏まえたコメントをする。現在の実情を述べる。

全てがこのような形式を取るわけではないが、一つの事例として。文章なんて千差万別だからなかなか公式化しにくいし、そうしようとすることが、愚かしいことかもしれない。だが、いくつかのパターンは確実にある。それらの「可能性」を予見しておくのなら害ではないだろう。

 

知識の繋がり(例えば英語との)

ドイツ語学習には英語の知識が役に立つことが多い*2。英語は日本人にとってはメジャーな言語である。義務教育や受験勉強で「仕方なく」やったという感覚の人も多いのかもしれない。私もその中の1人だった。だがその頃に得た知識がドイツ語学習で掘り起こされ、時にピタリと繋がったりする。その瞬間が面白いのである。

私自身、ドイツ語を学ぶために英語を勉強していたわけではない*3が、今になってその意義が見えてきたように感じる。

こういう知識の繋がり方があると気づく。

*1:ある程度まとまったメディア記事が1題

*2:多いだけで、確実に別言語。その違いそのものを味わうのも面白い

*3:学生時代、苦手な科目ではなかったが、無目的ゆえか「好き」とは言えなかった

2018年9月、10月、11月のドイツ語学習計画と今日の学習記録

たかが計画、されど計画

今年の12月2日に独検*1が行われる。目下、合格を目指して日々取り組んでいる。

残すところあと3ヶ月。泣いても笑ってもあと3ヶ月である。

さて、時間をどのように使おうか? 検討してみよう。

数値化

ざっくりで

  • 日に換算して、90日間。
  • 週換算で、12週間程。

これをどう使うか? 

  • 毎日仮に10単語を憶えるとすると、900語の語彙力増強。20なら180030なら2700語 … … 実際はこのように首尾よくいかないかもしれないが、
  • *2週末に集中的に取り組むとして、12回分の過去問または模擬試験に着手可能。何らかの予定が入ってきたとしても、土日のどちらかで対処可能との見積もり。

 

現実と理想

おそらく、計画は計画であって、この通りにはいかない。ただこのことは計画を放棄することでは決してない。その計画と現実の差を意識していきたい。その差は計画側にあるのか、現実側にあるのか。

 

肝心なのは自分が「動けているか」である。

 

今日の主な学習

DWの langsam gesprochene Nachrichten を聴く

聴いて分からないのは、聴解力不足ではないと再認識する。読んでも分からないのである。

  • 語彙力
  • 文法や構文的知識
  • 更には、コンテンツそのものの知識

このあたりが鍵だと気づく。

 

アプリの独和辞典、ブックマーク機能を使った復習・語彙強化

かつてブックマークした単語やフレーズの復習が容易にできる。紙の辞書にはできない芸当。

 

 

 

*1:ドイツ技能検定試験。私は準1級に挑戦

*2:平日は、“基本的には”「問題を解く」のは困難なので