ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

今日のドイツ語学習 2.9.2018

DWの langsam gesprochene Nachrichten を聴く

日曜日なので家で聴く。

内容をヴィジュアル化するために目を閉じて聴いていたら、うとうとしてしまった。リラックスし過ぎであった。要注意。

 

『ドイツ語で世界を読み解く』を進める

3題程進めてみる。残り15題*1

リーディング能力が高まる実感を得られる。つくづく良書だと思う。

 

私の知る範囲のよくあるドイツ語メディア記事の形式

数字は段落を意味する。

  1. 【概要】比較的新しい、ある社会的事象の概要が述べられる:場所や時のような舞台が現れる
  2. 【実情(肯定的)】その中の当事者が語り始める:その事象の表舞台の人やそれの中心人物がその事象についての実情を説明してくれる
  3. 【実情(否定的)】他方、その事象についての問題点や否定的な面を提示する:その事象を「よく思わない人々」の意見が出される。問題点を浮かび上がらせる。
  4. 【最前線】再び、2.の側の人々が登場し、3. の意見を踏まえたコメントをする。現在の実情を述べる。

全てがこのような形式を取るわけではないが、一つの事例として。文章なんて千差万別だからなかなか公式化しにくいし、そうしようとすることが、愚かしいことかもしれない。だが、いくつかのパターンは確実にある。それらの「可能性」を予見しておくのなら害ではないだろう。

 

知識の繋がり(例えば英語との)

ドイツ語学習には英語の知識が役に立つことが多い*2。英語は日本人にとってはメジャーな言語である。義務教育や受験勉強で「仕方なく」やったという感覚の人も多いのかもしれない。私もその中の1人だった。だがその頃に得た知識がドイツ語学習で掘り起こされ、時にピタリと繋がったりする。その瞬間が面白いのである。

私自身、ドイツ語を学ぶために英語を勉強していたわけではない*3が、今になってその意義が見えてきたように感じる。

こういう知識の繋がり方があると気づく。

*1:ある程度まとまったメディア記事が1題

*2:多いだけで、確実に別言語。その違いそのものを味わうのも面白い

*3:学生時代、苦手な科目ではなかったが、無目的ゆえか「好き」とは言えなかった