ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

『必携ドイツ文法総まとめ』

文法書として、学習初期に通読した一冊。

 

必携ドイツ文法総まとめ

必携ドイツ文法総まとめ

 

特に学習初期*1によく取り組んだ覚えがあります。本文中、青い文字で書かれた部分があるのですが、この箇所は応用的*2な内容。後回しにしてもよい、らしい。そろそろ青文字についてもマスターする時期なのかもしれません。*3


実践力の観点で、思うこと

ドイツ語に限らず、あらゆる学習について、この手のルールブックへの取り組み方には注意が必要だと思っています。

書かれているルールや決まりを知っておくことと、運用することの間には大きなギャップがあるのです。

  • 知っていても即答できない。
  • 解っていても正答できない。
  • 覚えていても運用できない。

といったことが起こり得ます。

そこで、必要なのは自らに問うという行為。つまり、演習問題に取り組むことだと思います。自戒を込めて。

 

学習とは何か? そのことそのものについて思いを巡らせることになり充足感を得ています。

私にとってのドイツ語学習は、いわゆる受験勉強のような、半ば強いられた行為ではなく、自らの内面から湧き上がる興味や好奇心に由来する娯楽であり、喜びです。それを進めることの妙味を書き留めていきます。

*1:3級対策の時期かな

*2:中級以上。但しそれがどの程度を表すのか曖昧ですね

*3:準1級を受験するのならなおさら