ドイツ語ニュースを読む、聴く 25.10.2018 – Langsam gesprochene Nachrichten
25.10.2018 – Langsam gesprochene Nachrichten | Nachrichten | DW | 25.10.2018
いつものようにこのページのニュースを聴き、そして読み、見出しに日本語を付してみます。自分自身の学びということだけでなく、
- ドイツメディアが何を報じているのか興味のある方
- 私と同様にドイツ語を学んでいる方
そういった方にも有用なものであればいいなと密かに思っています。
NATO-Großmanöver "Trident Juncture" startet in Norwegen
「NATOの大規模軍事演習・トライデントジャンクチャー、ノルウェーで開始」
冷戦終結以降、最大規模らしい。
Russland warnt vor neuem Wettrüsten
「ロシア、新たな軍拡競争に警告」
das Wettrüsten 軍備競争、軍拡競争
(rüsten なる動詞は、 vorbereiten のような、「準備する、用意する、装備する」と「軍備を整える」という意味)
Trump gibt Medien Mitverantwortung nach Paketbombenfunden
「トランプ、小包爆弾のメディアの連帯責任を指摘」
分からないので、日本語ニュースも漁ってみました。つまりトランプの、CNNをはじめとするマスコミ批判ということですね。
UN: Völkermord in Myanmar geht weiter
「国連:ミャンマーの大量殺戮、更に続く」
本文を読むとロヒンギャの話題ですね。
Türkei hat laut Amnesty Lebensgrundlage von 130.000 Menschen zerstört
「アムネスティ・インターナショナル*1によると、トルコでは13万人が生活困難に陥っている」
直訳するなら、「13万人の生活基盤が壊されている」。
Dortmund vor Achtelfinal-Einzug in der Champions League
「チャンピオンズリーグにてドルトムント、準々決勝進出」
気づき
※毎日*2これを読んでいて気づくことが、主に2つあります。
- 国際情勢の緊迫感
- 極東の島国・日本の地理的メリット
1.について、四方を他国に囲まれたドイツ。それゆえの問題というのが目立ちます。例えば、移民(不法移民含む)の問題。日本では考えにくい*3。
アメリカ、ロシア、中国といった大国(面積も影響力も)の動き*4にも注目せざるを得ません。
2.について、国際(化)社会と言われて久しく、他国の影響を日本も受けないわけではありません。しかしそれでも、やはり日本は地理的に有利な面が大きいのではないかと個人的には思います*5。
「日本は幸運で、欧州の国々が不利だ」ということを言いたいわけではなくて、地球全体を見まわした上で、私達はどう生きるか、ということを考えてみたいところです。