ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

独検準1級対策、今から何を?

ドイツ語技能検定試験(略称、独検)準1級の過去問に挑んでみました。見えてきたことを書き出してみます。

  • 戦えないこともない
  • 今のままでは落第
  • これからどうすれば良いのか

 

戦えないこともない

当然と言えば当然ですが、5級の上が4級で、その上が3級。その次の2級も突破して、何とかここまでは登ってきた、というのは確かなことであり、そうして今回のステップに至るわけです。

解ける問題も確かにありましたが、実力不足を痛感したりもしました。2級の準備で「付け焼き刃的に」得た知識は忘却の彼方に!?

 

今のままでは落第

この見出しを厳密に説明するために言葉を補います。

今のまま「の勉強スタイルを続けていくの」では「この冬の試験においては」落第「するだろうな」、となります。

一定のペースを維持するのは大切なのですが、それでは、目先の戦いにおいては勝算が立ちにくいなってことをはっきりと認識したのです。壁を超えるガッツはあっても脚力・身体能力が伴わない。

 

これからどうすれば良いのか

何らかの準備をしたい、と心から思えるようになりました。

やりたいこと
  1. 語彙や慣用表現の増強、補充
  2. ドイツ語の文章に出来る限り当たること

1.について、それらを知っておかないと解けない*1問題が多いということです。裏を返せば、知っていれば正答できる確率がグッと上がります。個人的にも興味がある領域なので*2、加速的に取り組んでいくことにします。

 

2.に関して、今所有しているものの完全にやり遂げていない本(教材)が数冊あります。*3

  • 『ドイツ語で世界を読み解く』
  • 『日本人が知りたいドイツ人の当たり前』
  • 『笑うときにも真面目なんです』
  • 『ドイツ語で読む珠玉の短編』

他にもありそうです。

上の2つは比較的試験になりやすい題材が扱われている気がしますので優先的に取り組もう。

過去問に取り組んでみて体感したのは、文章問題を読みこなすだけの「体力」が無いということです。あえて体力としています。知力というよりも体力。何というかその物量に根負けした自分がいました。これは「仕上げて」おかないとという意欲が芽生えました。

 

最後に

今議論しているのは、1次の筆記試験の領域についてのみです。2次の面接試験については視野に入っていない。そこまで頭が回っていない状況だと書き留めておきます。

 

日本人が知りたいドイツ人の当たり前 ドイツ語リーディング

日本人が知りたいドイツ人の当たり前 ドイツ語リーディング

 

 



 

 

*1:解きにくい

*2:だから誰に言われることもなく、ドイツ語を学習しているのですが

*3:本棚のところへ移動して