ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

『まいにちドイツ語』今日から7月号

今日から7月号ですね。

 

NHKラジオまいにちドイツ語 2018年 07 月号 [雑誌]

NHKラジオまいにちドイツ語 2018年 07 月号 [雑誌]

 


恥ずかしながら表現の人(このブログ上、表示されていない?)を存じ上げなかったのですが、あのトーマス・マン*1なんですね。本書4ページ一番下に書かれていました。『魔の山』は最高だったなあ。また読みたいです。日本語で、そしてドイツ語で。

 

さて、今日のスケッチから引用させて頂きます。

Wissen Sie vielleicht, ob man noch Züge nach Eltville bekommen kann?

「まだエルトフィレ行きの電車があるかどうか、ひょっとしてご存じですか?」

私が着目したのは、この表現をしようとした時に*2

  • 従属の接続詞 ob を思い付けるか?
  • その接続詞における主語として、Man を思い付けるか?

ということです。「いやいや語学は慣れなのだから、そんな細かいことはいいんだよ。このままスルッと受け入れてください」という声がもう1人の私の中から発せられました。確かにそうかもしれませんが、確認くらいはさせてください、そんなところです。別の表現もきっとあるのだろうと思いますが、これについては上の2点を意識しつつ習得していきたいです。そして意識せず自然に運用できるようになるのが最終到達点。

*1:Paul Thomas Mann 1875-1955

*2:言おうとする時に