ある多言語学習者の断想

ohne Fleiß kein Preis.

『ドイツ語で世界を読み解く』

 

ドイツ語で世界を読み解く

ドイツ語で世界を読み解く

 

これは良書だと思います。*1

基本的には読解力を養成するものでしょうが、それに伴ってドイツ語力全般が鍛えられる感触があります。言うまでも無いですが

  • 文法
  • 語彙

このあたりが読解の土台。また、加えて書かれているコンテンツそのものの知識も必要。だからこそ

  • 新聞を読んだり、見識を広めること

は重要だ、と。

  • それらの力がどの程度あれば読めるのか
  • 自分に何が足りないかを確認し、あとどれだけ習熟すればいいのか

がうっすらとでも見えてくる。

実力以上の教材の効能

学習全般に言えることなのかも知れませんが、今の実力以上の教材に当たり、自分の無知を知る、というのは大切な気がします。それによってやるべきことが見えてくる。っていうか、やりたくなってしまう。

自戒を込めて。

*1:まだ半分もこなせていない段階ではありますが